長崎市でK様の賃貸戸建ての和室のクロスリフォーム
長崎で和室の壁リフォームはお任せ下さい!
長崎壁紙張替え職人の松下です。
本日は長崎市にて施工させて頂きました「賃貸戸建ての和室の内装壁リフォーム」をご紹介させて頂きます。
施工前
こちらが施工前の状況となります。
今回の内装クロスリフォームのご相談内容としましては、賃貸戸建て住宅の和室の内装リフォームのご相談を頂きました。
和室の施工前の状況としましては、壁は砂壁の塗り壁が施工されており年数相応のカビやシミなどが目立っており、小さな亀裂も入っております。
今回の賃貸戸建ての和室の塗り壁をクロスにリフォームするにあたり、塗り壁に直接クロスを張る事も出来ないことはないのですが、塗り壁は水気に弱く、仮に直接クロスを張った場合にクロス接着剤の水気の影響により、施工後数年で塗り壁ごと剥がれ落ちる可能性があるため、あまりオススメ出来る施工方法ではございません。
そこで塗り壁にクロスを施工する場合には、ベニヤ板を新しいクロス下地として既存の塗り壁の上から張り、ベニヤ板に新しいクロスを張る事でクロスの接着性が上がり、仕上がりも綺麗になります。
施工中
ベニヤ板の施工に入らせて頂きました。
厚さ4mmのベニヤ板を専用の接着剤と釘を併用して、塗り壁にしっかりと留めつけていきます。
ベニヤ板の継ぎ目は特に段差が出やすいため、釘の間隔を近く固定していきます。
ベニヤ板の施工が完了し、新しくクロスを張るために更に綺麗な下地にするために、ベニヤ板の継ぎ目や微妙な隙間を「パテ材」を使用して埋めていき、ベニヤ板全体を平滑に仕上げていきます。
不陸の多さや段差の大きさに応じて、パテ材を2回~3回ほどパテ材を専用のヘラを使用してパテ材を施工していきます。
パテ材の乾燥を確認した後に、サンドペーパーを使用してパテ部分をケレンして更に壁を綺麗に仕上げて、新しいクロスを施工していきます。
専用の糊付け機械で新しいクロスに糊付けを行い、必要な長さでカットしたクロスを壁に施工していきます。
熟練の職人さんの手わざにより、余分なところを切り取り、空気が入ってる部分やシワを専用のハケで伸ばしながら新しいクロスを施工していきます。
施工後
施工が完了しました。
今回の賃貸戸建て和室リフォームは、柱が見える真壁工法にて施工させて頂いた事でアイボリー色のクロスと濃い茶色の柱がアクセントとなり、和洋折衷の古民家風リフォームとなりました。
お部屋全体の雰囲気を明るくなり、明るい中で落ち着いた上質な空間へと仕上がりました。